予測できない時代を、しなやかに楽しむ
少し気温も落ち着き、過ごしやすい日が増えてきました。
一方で、今年も各地で台風や大雨など、これまでとは少し違う自然現象が見られています。
「これまで経験したことのないこと」が、少しずつ当たり前になっている。
そんな時代を表す言葉の一つに、**「BANI(バニ)の時代」**があります。
BANIとは、
- Brittle(脆弱)
- Anxious(不安)
- Nonlinear(非線形)
- Incomprehensible(不可解)
の頭文字を取った言葉で、先行きが見えにくく、変化が複雑で予測しづらい現代社会を表しています。
自然の変化を見ていても、社会の変化を見ていても、「これから何が起こるのか、誰にも分からない」。
そんな時代なのかもしれません。
では、そんな時代をどう生きていけばいいのでしょうか。
私は、だからこそ**「楽しんでいこう」**と思っています。
もちろん、不安になったり、先のことを心配したりすることもあります。
でも、答えが分からない未来をずっと憂えていても、未来そのものが変わるわけではありません。
だからこそ必要なのは、どんな変化にも対応できる**「しなやかさ」**なのだと思います。
そのために大切なのが、次の3つです。
レジリエンス ― 回復力・適応力
何か困難なことが起きても、そこから立ち直り、環境の変化に合わせて自分たちも変化していく力。
透明性と柔軟性
情報をオープンにし、互いに共有すること。
そして、「昔からこうしているから」と固執するのではなく、より良い方法があれば柔軟に変えていくこと。
心理的安全性
立場や年齢に関係なく、「こう思います」「ここが気になります」と、安心して意見を伝えられる環境。
これらは、会社が用意すれば自然に生まれるものではありません。
レジリエンスも、透明性も、柔軟性も、心理的安全性も、私たち一人ひとりの行動からつくられていきます。
分からない未来だからこそ、互いに支え合い、学び合い、変化を楽しむ。
そんな「しなやかな組織」であれば、どんな時代の変化にも、一歩ずつ前へ進んでいけるのではないでしょうか。
未来は、誰にも分かりません。
だからこそ、必要以上に恐れるのではなく、今できることを大切に、仲間と一緒に楽しみながら。
私たちはこれからも、変化を前向きに受け入れ、しなやかに成長し続けてまいります。✨
北野裕子




